日本の心に出会う旅②

こんにちは。
Beautiful Life meta＊consaltantの ひろりんです。

はじめて、台湾の「烏山頭水庫」を訪れました。
台湾はかつて50年間日本でした。
ここは、今でも台湾で尊敬される水利技術者である日本人の八田與一氏が建てたダムです。
当時は東洋一のダムだったそう！
アジアの近代化はアジアでしたいという大アジア主義のもと、言葉も全く分からない13もの部族の人達と交流しながら、マラリアが流行、作物が全く育たない痩せた土地を、台湾最大の穀倉地帯にするには、どんなにか大変だったことでしょう。
人類に対する熱い想いと愛情が無ければ、決して成し遂げられなかったと思います。

その当時の西洋の植民地化は、そこに住む人々を豊かな近代化に導くというよりは、奴隷として使うというのが主流だったと思います。
そんな中、日本は自国の近代化に成功したため、その技術と道具を持って、まだ原始的な生活をしていた台湾に、膨大な資金と時間を投入したのです。
日本人の熱い思いと開拓開発の精神、粘り強さは本当に半端ない。
そして、その血が自分にも流れていると思うと、とても力がみなぎるのを感じました！

私達は、日々いろいろな周りの影響を受け、無意識的に学習してしまっています。
特に日本人は、戦争で酷いことをしてしまったんだ！と思い込まされています。確かに戦争なので、酷いこともしたでしょう。
それでも、それ以上に熱い想いでアジアの近代化に力を注ぎ、記録をする文化も無いような状態の人々に教習していったのです。

自分の中の深い深いDNAに刻みこまれた自己否定が、徐々にと解けていくのを感じました。
過去をどのように解析し、人類が新しい未来を共に尊厳性をもって進んでいくのか？
今ここ、創って壊して、柔らかな観点で全体の流れを俯瞰してみることの重要性を感じ、また、日本人であることの誇りを感じた旅でした。